日: 2011年6月18日

レッスン
2011年6月18日

ポール ラニアン後編

前回の続きです。。
後ほど知ったんですがポール ラニアンとは全米プロで2回勝利し
1934年にはアメリカツアーの賞金王にも輝いたほどの人だったんですきらきら
僕が何球か打つのを見てから、ラニアン先生は
“リリース・ザ・ヘッド”と言いました。
いや、そう聞こえました。
リリース??放す??よく分からず打っていると今度は
“ヒット・イット・ハード”と聞こえました。
強く打つ…でしょうか?
しばらくして
「私が打って見せましょう」と
ラニアン先生自ら、アイアンでショットを見せてくれました。
どうも僕は、バックスウィングで出来た手首の角度を
ダウンスウィング時にも、保とうとし過ぎていたようで
クラブヘッドが強くボールに当たらないと言いたかったみたいです。
バックスウィングはこうで、トップは両肩回して左腕を伸ばし…
ダウンはかっこよくクラブを立てて、手首の角度は鋭角で…などと
やっていた結果でした。
ラニアン先生はフォームのことはひと言も言わず
ボールに対する意識を持たせてくれました。
自ずとスウィングも良くなってきまして…
僕はようやく研修会にて初賞金(5,000円)をもらい
プロテストにも出れるようになりました。
英語のわからない僕に身振り手振りで教えてくれたり
それでも理解できない時は、自らお手本を見せてくれたり
解りやすい単語で、繰り返し一生懸命教えてくれたラニアン先生……
本当にありがとうございましたありがとう
(ポール ラニアン先生は2002年3月17日、93歳でお亡くなりになりました。)
堀江ゴルフアカデミー

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