最近のクラブ…
進化してますよね。
クラブヘッドをその大きさ、ロフト、ライ角、重心位置…などから
細かく選んで、さらに自ら調節も出来る
シャフトも重量から長さ、トルク等をクラブヘッドと組み合わせて
自分のスウィングに合ったものを何本か選ぶ
さらに試打して良かったものを購入する
スゴイと思いませんか??
昔・・・パーシモンの頃
例えば木目で樹齢をみたり自分で少し削ってみたり。。
メタルに移行した頃は、当たり外れが多く
何本も手に入れてみて、やっと自分に合うクラブに出合えるという
奇跡のパターン。
こういうのがずっと続いていまして…
でも自己責任のスポーツでもあるので
打ち方が悪いとばかりに練習、、練習。。
僕は道具にとても無頓着なタイプでしたが
周りの上級者はクラブも妥協せず常に研究していました。
最終的には「腕」なんでしょうが
昔と比べ現在のフィッティングは
労力と時間を割かずに選ぶことができるようになり
道具の進歩は現在のゴルファーにとって本当に有難いと思います。
そしてジュニア選手たちのレベル向上にも大変役立っているのではないかと。
ただ「どこのクラブがいい?」
  「私に合ってるクラブを教えて・・」等々よく尋ねられますが
今は選択肢がありすぎて、どこのスクールのプロもご苦労なさっていると思います。
ぼくの尊敬するクラブデザイナーの竹林隆光さんは
『 初心者はボールのつかまりのいい(左に行きやすい)クラブでゴルフを始め、
 左曲りのボールが出だしたら、少ししっかりしたものに買い替えるといい 』
 と、、おっしゃっています。
初めからオーバースペックだとスイングが悪くなってしまう。
ボールが上がらないと感じると身体を傾けてすくいあげようとしたり、
右に行きそうだとアウトサイドから左に引っ張り込もうとする。
 
今どきは・・・
無理して打てないクラブを打ちつづけるよりは
即戦力のクラブを使うほうがいいと思います。